冬期講習

 70分授業を連続6〜7コマで、午後1時から夜の10時までの講習の日々が続く。でも普通の勤め人に比べれば、それでも午後出勤なんだから文句は言えない。ただ、家での予習を考えれば、やはり講習以外の時間があまりとれないのも事実。勉強や古本のことを考える余裕がなくなる反面、生徒と毎日顔を合わすものだから、イヤでも生徒達のことを考え続ける毎日。夢にまで出てきた。
 それでも、通勤電車中で坪内祐三の文庫書評本『文庫本福袋』(文春文庫)を読み継ぐのが楽しい。『文庫本を狙え!』の続刊本で、刊行時に一度ハードカバーでほんとんど読んでいるのだが、文庫では最初から通読する形で再度読みはじめる。ますます古本屋に行くのが楽しみになってきた。待ってろよ、年末!