2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

しばしの休止

このブログもノート代わりに重宝していたのですが、いよいよ論文が忙しくなってきた感じです。そのため、最近では美術展や映画の感想どころか、古本の備忘さえ覚束なくなってしまいました。論文など書いても、その先どうなるわけでもないのですが、まぁケジ…

久しぶりに「リベラリズム」のお勉強でもするか

駒込の地元の古本屋で一ヶ月ぶりに2000円を超える買い物をした。 北田暁大『責任と正義−リベラリズムの居場所』(勁草書房)3000円! う〜む、思いのほか北田の『嗤う日本の「ナショナリズム」』(NHKブックス)が面白かったと見える。少なくとも、東浩紀『…

「悲劇」についてのノート

昨日は、自転車に乗って池袋西武イルムス館での古本祭りへ出掛ける。イルムス館の古本祭はいつも質がいいので張り切っていたのだが、何となく寂しい結果に。それでも古本は4冊。 コールリッジ『シェイクスピア論』(岩波文庫) ヘミングウェイ『われらの時代…

久しぶりの更新

このところ忙しくて更新できない。が、備忘程度に書いておこう。 既に一週間近く前になるが、土曜日に友人五人と千葉の方まで小旅行。冬のどんよりした空の下、鄙びた地方都市の無理したリゾート演出の明るさは、逆にキッチュな哀しみを漂わせていて味わい深…

ハネケについてのメモ 

一昨日の夜は、AKRとシバノ、ジゼルさんが持ってきてくれた『ピアニスト』(ミヒァエル・ハネケ監督/フランス、オーストリア・2001年/132min)を鑑賞。ハネケは『フラグメンツ』に続いて二本目だけど、今回の方が衝撃は大きかった。なるほど、さすが、グラ…

“ポオ会”

朝、嫁を見送って後、新聞を読んでから、自転車で“谷根千”方面へ。オヨヨ書林から往来堂、古書ほうろうを回って駒込に帰る。新刊・古本合わせて6冊。まず“つい出たか!”という新刊二冊。 ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫) 福田恒存『…

「朝日社説−教育再生会議・安倍氏と共に去りぬ 」への愚痴

昨日31日、最終報告を福田に提出した教育再生会議は、その役割を一応終えた。まぁ、安倍が去って後、各方面の利害を折衝して提出された結論などに実効性も政治力もあるわけもないのだが、しかし、それにしても「朝日」の批判は頭が悪すぎるね。以下は、2月…