古本・映画備忘

daily-komagome2007-11-24

 一昨日は、昼間に自転車が乗りたくて、仕事前に千駄木まで飛ばす。ついでにブックオフで三冊。村上春樹内田樹の本はパラ読みだけど充分楽しめた。

 帰路、駒込のフタバ書店によって、新刊一冊。

 で、昨日は、来週末の共立女子大での発表にそなえて、朝からレジュメ作成。夕方、少し目処が付いたので、嫁と散歩。ついでに牛角で少し早い夕飯。その後、巣鴨までDVDやCDを借りに行く。ついでに立ち寄った林書店で4冊。

 夜は、亀の湯で体をほぐし、『ダイ・ハード 4.0』(レン・ワイズマン監督/FOX・2007/129min)を観る。いつもの規格外の破壊っぷりも、マクレーン警部補の内面を欠いた不死身ぶりも健在で、久しぶりに単純なアクションに舌鼓を打った。が、マクティアナン監督の『ダイ・ハード 1 or 3』(1988 or 1995)なんかに溢れていた緊張感=リアリズムには及ばないのかな・・・。ダイ・ハード独特の地味な肉体感・銃撃戦をくぐるあの中年の肉体のリアリティというものが、今回の『0.4』には薄い気がする。要するに、いかにCGを使ったアクションを大々的に展開しようと、「ほんとかよ〜」とツッコミを入れたくなる場面が多すぎると、単に映画的凝縮感=説得力が薄まって来るという脚本の問題。
 ついでに、料理研究家のケンタロウって武蔵美出身のイラストレーターでもあるんですね。びっくりしたけど、にわかに親近感が・・・・。しかも、ケンタロウの料理観は坂口安吾に通じるモノがある。ファンになってしまった。