遣り繰り

　やっと給料が入ったので、あまりに無計画で行き詰まった先月の轍は踏むまいと、まずほぼ全額引き下ろして、小分けにした封筒に用途別にお金を振り当てる。すると、書籍代が一万円程度になってしまう。もちろん、他の学費貯金・食費・雑費・飲み代などが安く上がれば、残りは書籍代に回そうとは思うものの、そう上手くいくものなのか････。
　ということで、緊張しながらも久しぶりのお金を手にし、不忍・古本屋ツアーへ。限られた条件のなか、眼を凝らしながら本を手に取る。

• 福田恒存『福田恒存文芸評論集』（講談社文芸文庫）
• 養老猛司『唯脳論』（ちくま学芸文庫）
• 高島俊雄『水滸伝と日本人』（ちくま文庫）
• 中井久夫『治療文化論―精神医学的再構築の試み』（岩波現代文庫）
• 鈴木謙介『カーニヴァル化する社会』（講談社現代新書）

　でもってこれ全部で1100円。自分で書くのもなんだけど、今日は買い物上手だった。もちろん二冊目の本や、買い直し本もあるけれど、定価なら4998円ですよ。ほぼ五分の一で買っていることになる。単純計算なら、このド貧乏なおいらが、新刊なら5万円分も注ぎ込めるっていう話になる。古本って安いね！
　で、今夜はレジュメ作成！とか思っていたら、夜にAKRとサトウが来訪。しかも仕事から帰ってきた嫁が3日連続で銭湯に行きたいと言い出したので、植草甚一展帰りのカワサキをと共に4人で銭湯へ。全く時間がとれない。

　今日こそは、こもって勉強だ・・・・。